健康診断・人間ドック

腎・泌尿器系検査



1)クレアチニン

腎不全で血中に増加するため腎機能の指標として広く用いられています。腎機能が30%以下に低下すると血清クレアチニンが増加します。


2)BUN(血清尿素窒素)

尿素は食物や体蛋白の分解の過程で生じる物質であり、その排出経路は尿中排泄が主体であるため、腎機能の低下が起こるとBUNの上昇が起こります。BUNはクレアチニンに比べて蛋白摂取量、消化管出血体、蛋白の異化亢進、脱水などの影響を受けやすいため、腎機能の軽度低下でも異常値が認められることがあります。


3)尿酸

尿酸は痛風の原因物質として有名だが、近年高尿酸血症を有する人口は増加傾向にあり、痛風の患者数は約40万人と推定されています。また、高尿酸血症は高血圧、糖尿病、高脂血症とともに動脈硬化症の危険因子です。高尿酸血症は腎障害と関係が深く、高尿酸血症があると腎障害が起きやすく、逆に腎障害があると高尿酸血症が起きやすくなります。
予防医学的観点からは、1)30歳以上の男性 2)飲酒量の多い者 3)激しい運動をする者 4)肥満者 5)家族に痛風患者がいる者は測定が勧められます。


略名 日本語名 基準値 高値を示す疾患 低値を示す疾患
BUN 尿素窒素 8.0~20.0mg/dl 腎機能障害、脱水、高蛋白食、消化管出血 低栄養、重度の肝不全
Cre クレアチニン 男 : 0.65~1.07mg/dl
女 : 0.46~0.79mg/dl
腎機能障害、先端肥大症、薬剤 筋肉量の減少(筋疾患、高齢者、長期臥床)
UA 尿酸 男 : 3.7~7.0mg/dl
女 : 2.5~7.0mg/dl
高尿酸血症(痛風)、腎障害、血液疾患、薬剤、肥満 特発性低尿酸血症、薬剤、妊娠


4)eGFR

血清クレアチニン値と年齢と性別から計算される推定糸球体濾過量です。
腎臓の老廃物を尿に排泄する能力を反映します。腎機能が下がると、eGFRは低下します。

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Status: 2001秋頃公開;2010-06-03更新. 個人情報保護方針.
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