倫理規定

この倫理規程は、公益社団法人鹿児島県労働基準協会ヘルスサポートセンター鹿児島(以下、当センター)がさまざまな産業保健活動を行っていくうえで、当センター及び役員・職員が遵守すべき規範を定めるものである。

 特に経営トップ(専務理事・常務理事・所長)は、この倫理規程の実践を自らの重要な役割として率先垂範し、関係先をはじめ組織への周知徹底と定着化に最大限努力する。また、本倫理規程に反するような事態が発生したときには、経営トップ自らが問題解決にあたる姿勢を内外に表明し、原因究明、再発防止に努める。

1 法令その他の社会的規範を遵守し、公正で健全な機関活動を行う。

当センターは、法令や社会的規範、社会的良識並びに内部規程に基づいた機関活動を行う。また、当会は、社会的秩序や当センターの健全な活動に悪影響を与えるあらゆる個人・団体とは一切関わらない。

2 良質な健康診断・サービスの提供を通じて社会に貢献する。

当センターは、公正、透明かつ自由な競争を通じて、顧客のニーズに対応した社会的に有用な健康診断及びサービスを開発・提供し、不当な手段や不透明な行為による利益の追求は行わない。また、労働者の総合的な健康状態の向上に寄与するため、専門能力を維持し、最善の活動を追及する。

3 職員の人格・個性を尊重し、安全で豊かな職場環境を実現する。

当センターは、職員一人ひとりの主体性と創造力を大切にし、それが当センターの活動に活かされる組織風土を醸成する。また、当センターは、職場の安全と職員の健康を守るとともに、人格と基本的人権を尊重し、差別のない健全な職場環境を確保する。

4 清廉かつ誠実に業務を遂行し、当センターの発展に貢献する。

当職員は、公私の区別をわきまえ、清廉かつ誠実に業務を遂行するとともに、当センターの保有する有形・無形の資産、情報の保全に努め、またこれを自らの業務遂行の目的以外には使用しない。

5 地域社会に貢献する良き市民たることを目指す。

当職員は、地域社会との密接な連携と協調を図り、地域社会発展の一翼を担う。

6 地球環境の保全と豊かで住みやすい社会作りに貢献する。

当職員は、限りある資源や自然を大切にし、地球環境への負荷低減を図るため、資源・エネルギーの節約、廃棄物のミニマム化、リサイクル促進等に自主的かつ積極的に取り組む。事業場が地域社会にどのような影響を与えているか関心を持ち、地域環境・地球環境に対しての配慮が必要であると認識した際には事業者に対して改善を要請する。

7 この倫理規程に基づく具体的な行動基準は、別途制定した「行動基準」並びに個別的に策定する規程類や各種マニュアル類に従う。

8 この倫理基準の制定、廃止及び変更は、会長の決議によるものとする。

(付則)
この規程は、平成21年4月1日から施行する。
この規程は、平成24年4月1日から施行する。
この規程は、平成26年4月1日から施行する。
この規程は、令和7年3月4日から施行する。